■横暴な税務調査から納税者の権利を守る
 税務調査は通常、任意です。にもかかわらず、税務署は強制調査、犯罪捜査のような強権的な調査を行うことがあります。そのため、民商は調査を受けている会員本人の人権とくらし、営業を守ることを基本に税務調査に対応しています。憲法を基に納税者の権利を学び、国税庁が発行している「税務運営方針」(1976年)を守るよう税務署員に要求しています。
弱い者いじめ 菅内閣も税務署も
 副会長土井さんの税務調査を受けて、北支部では緊急報告会、中央支部では緊急役員会が開かれました。

北支部緊急報告会
 13名が参加。土井さんが自分の実情と経過を報告。みんなが土井さんへの共感して、支援を約束しました。また、役員さんから宣伝の様子を見た近所の人が「民商はすごい団体やな」と言っていたと報告もありました。
 
中央支部緊急役員会
 土井さんが以前所属していた中央支部では役員が10名参加しました。土井さんの大変さは知っていたものの「これほどまでとは・・・」「そんな中でよく頑張っている」と驚きと敬意のこもった発言が続きました。中央支部として土井さんを応援していくことを確認しました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.769 10.7.19

税務署が強引に持ち帰った帳簿書類を取り返した!
 江坂西支部の会員に対して税務調査が発生しました。4月20日の午前中に突然、税務署員3名が自宅に押しかけました。そのとき、本人は喘息で体調も悪く、夜遅くまでの仕事で睡眠中だったため、署員には午後5時に店舗へ出直してくるように話しました。時間になって店舗に行くと4名に増えた税務署員と、顧問の税理士まで一緒に待っていました。言うとおりに帳簿書類を揃えると、署員は書類を持ち帰りたいと言い、税理士も何の反論をすることなく、その通りにするよう本人を説得しました。本人は持ち帰られるとどうなるのか判断もできないため、言うとおりにせざるを得ませんでした。
 帳簿が持ち帰られて、自分の調査がどうなるのか分からず不安になり、後日になって民商に連絡が入りました。すぐに役員・事務局と本人で、吹田税務署まで書類を取り返しに向かいました。当初、税務署側は担当の署員がいないので夕方に出直すよう、その場での返却を渋りました。しかし、今すぐにでも担当署員に連絡を取って返却するよう主張し、書類を取り返すことができました。今後は民商と一緒に税務調査に対応していこうと相談しています。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.761 10.5.17.

千里丘支部で税務調査の支部集会
仲間で守り合うから民商は本当に心強い
 10月10日に千里丘支部が10名の参加で税務調査対策の支部集会を行ないました。最初に昨年11月から運動を続けてきた人権無視の不当不法な税務調査の実態と、今年の税務調査での税務署の変化の状況について参加者全員と確認し、感想や自分の税務調査の体験などの交流を行ないました。
 すべての参加者から「税務署は本当に酷いことをする」「自分がその立場になったらと思うと怖い」などの税務署に対する怒りの声が出されました。また、税務調査を受けた経験も話し合われ、「民商のパンフにある10の心得をちゃんと読まなあかんで」「仲間と守り合うから民商は本当に心強い」「帳簿もちゃんと整理しとかんといざというとき困るしな」などの意見も出たなかで、「状況が今年で変わったら大変なことになるな」「民商には税金のことで入ってるからこそ闘わんとな」と話し合われました。最後に税務署に対する個人請願書を書くことと、税務署への署名を集めることを全員で確認しました。

吹田税務署に連日提出している個人請願書を紹介します。
請願書 千里山支部 橘本 俊和
 税務署の弱い者をいじめる体制には怒りがわいてきます。税務調査は犯罪捜査ではないのに、財布の中身を調べたり、亡くなった人のカバンの中まで調べるとは、どういう考えでやっているのですか?寝たきりだと言っているのに上がりこんで寝たきり状態を確認したり、事業に関わっていない高齢の親に20分にわたって聞き取りをしたり、税務署員はやりたい放題です。私はこのような吹田税務署のやり方を許すことはできず、断固抗議します。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.734 09.10.19

納税者の権利を学んで、仲間同志で守りあおう!
 吹田税務署による税務調査が発生しています。税務署員の態度がかなり変化しており、民商では様々な会議で今まで以上に警戒して対応しようと話し合っています。
 片山支部の木村さん(仮名)には7月下旬に自宅に突然税務署員が来ました。本人が不在だったため、奥さんに連絡せんを渡して署員は帰りました。

税務調査と聞けば飛んでいきます!
 木村さんから連絡を受けてすぐに、片山支部の田原支部長と事務局が訪問。税務署員が訪問してきた時の様子などを詳しく聞き取りました。田原さんからは昨年から税務署に謝罪を求めている不当な税務調査の事例も交えながら、民商での税務調査の対応を丁寧に説明しました。木村さんは説明を聞いて安心したと言っています。

すぐに地域で納税者の権利を学習
 さらに支部役員会では木村さんの町内の会員さんを呼んで、対策学習会を企画。木村さん自身も電話連絡で案内し、木村さんと会員5名、事務局が木村さんの家に集まりました。自主計算パンフレットを使い、日本国憲法や税務運営方針(昭和51年)、納納税者の権利10カ条などを学習しました。学習の中では25条の生存権について、会員さんのNさんは「生活できない収入でも税金が出てくる税金制度はおかしい」と声が上がりました。学習会の最後には今集めている「消費税の増税に反対する請願署名」と「納税者を犯罪人扱いする税務調査の是正を求める請願署名」を集めることや、30日の投票で自分の意思を示すこと、仲間を増やすことを確認し合いました。

税務署員の態度が強硬に
 税務調査を受けた会員さんが税務署に連絡し、「すぐには都合がつかない、都合がつき次第連絡する」というと、「こちら(税務署)から連絡するので、携帯電話の番号を教えてほしい」といってみたり、「民商と相談しています」と言うと「税理士資格のないものは立ち会いはできません」という署員もいました。かなり態度が変化しています。民商では今まで以上の対策を強めて対抗することにしています。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.728より 09.8.31

法人税務調査発生! 事前通知もなく、金庫まで開ける!
(株)基興、樋口さんに税務調査が発生しましたが、納税者の権利を学習し、憲法と税務運営方針を守らせ、対等に調査を進めることができました。以下は樋口さんの感想です。

 1月23日突然、事務所に税務署員がやってきました。
 「突然ですが、話を聞きたいので」と言いながら、机の上にあった請求書や出勤簿を見つけ、コピーをして持って帰りました。また、金庫も見つけて「中を見せて欲しい」と言い、私は言われるままにしました。帳面は妻が管理していると言うと、次の日に電話で妻と調査日程を確認しながら「5年分の元帳を見たい、通帳も用意してほしい」と、まるで調査が始まっているような口ぶりでした。
 私たちはどう対処すればいいか不安で、すぐに民商に電話しました。民商で、調査の時は事前に通知することや、調査理由をきっちり開示しないといけないことなど、納税者の権利を勉強して、とても心丈夫になりました。

税務署員が何度も謝罪
 調査当日は会員や事務局の立ち会いのもと対等の立場で調査を進めることができました。最初に事務所に来た時とは大違いで、資料をコピーして持ち帰ったことや、金庫を開けさせたことなどを問い詰めるたびに謝罪していました。
 業者のプライドを守り、納得のいく結果に夫婦でとても喜んでいます。学習し、力を合わせることの大切さ、その仲間を増やすことの大切さを実感しました。
吹田民商「いんふぉめーしょん」No.702より 09.2.16

◆これまでの記事◆
■弱い者いじめ 菅内閣も税務署も10.7.19
■税務署が強引に持ち帰った帳簿書類を取り返した!10.5.17
■千里丘支部で税務調査の支部集会 仲間で守り合うから民商は本当に心強い09.10.24
■納税者の権利を学んで、仲間同志で守りあおう!09.8.31
■法人税務調査発生! 事前通知もなく、金庫まで開ける!09.2.16