■吹田市「産業労働にぎわい部と懇談」 
(2008.2.22吹田民商「いんふぉめーしょんNO.653より)
 2月5日夜7時から民商会館で産業労働にぎわい部部長はじめ3人の職員と民商三役、村口市会議員、事務局とで懇談会が開かれました。
 産業労働室から部に昇格した事で位置づけは高まったが、部となったことでどのように変化したのか説明を求めました。「部になった事で予算要求ができるようになった。室のときは要望しても通らなかった」と回答、部になって着任まもない赤松部長から産業労働にぎわい部として「吹田版ハローワーク」「JR吹田駅前の活性化」「吹田商工振興条例の制定」を重点項目として取り組んでいきたいと表明されました。職員の育成ではラインごとの会議、人員を増やしての条例制定づくり、機能する部にしたいと述べられました。民商からは「吹田版ハローワーク」の中味について質問かおり、部長から「現在考えているのはJR吹田駅前に適当な場所を設け、大阪労働局、淀川ハローワークの職員に来てもらい地域の未就労の若者に就職活動の支援をする。3月から大東市がやっているので参考にしていきたい。」またにぎわい室の役割は何かと聞くと「JR吹田駅から商店街、浜屋敷までの一帯としたにぎわい」を作りたい、吹田ブランド(くわい)の発信と説明されました。
 吹田民商が要望している「吹田商工振興条例」の基本を西尾事務局長から説明。改めて条例が誰の為に作られ、生かされていくのか詳細に述べました。各地で条例が制定されていくなか吹田市も全国に恥じない条例を制定するように要望しました。最後に一人ひとりから、今回の懇談会は有意義で勉強になったと感想がよせられました。部長から商店街の活性化のために旭町商店街の実態調査を前向きに考えていきたいと思っていると話されると賛同の拍手で終わりました。
■吹田市2008年予算編成と施策に関する要望と回答  (07.12.17)
I 中小企業の改善・充実に関わって
(1)産業労働室の「部」への昇格を歓迎します。「部」への昇格の狙いを明らかにしていただくとともに、昇格に相応しい商工予算の大幅な増額と、人員の増員をしていただくこと。
<回答>
 産業労働にぎわい部は、第3次総合計画の施策の大綱「活力あふれにぎわいのあるまちづくり」の推進を目的とし、産業振興、労働者の就労支援・福利厚生の向上の他、本市の政策課題であります「重点プログラム46」と「まちづくり推進ポリシー136」の項目に掲げています、「市民の、市民による、市民のための観光」を目指し、協働により地域の魅力を相互にネットワークさせる市民観光政策の充実や、吹田まつりの振興、駅周辺の活性化により、にぎわいのあるまちづくりを行うため、平成19年(2007年)11月12日付けの機構改革により、設置いたしました。
 また、本市では平成17年度(2005年度)から平成21年度(2009年度)までを計画期間とする後期財政健全化方策を推進しており、計画の目標達成のため全庁あげた取組を進めているところでございます。こうした取組みの中、政策課題を実現していくためには、持続可能な行財政運営を進めていくことが重要でございますので、今後とも、限られた財源の中で、業務量に見合った職員の適正配置に取り組んで参りたいと考えております。


(2)産業労働室長は8年間で8名、参事も2年ごとに異動していく体制が維続しています。これでは、職員の皆さんが、市民に信頼され安定的で情熱のある仕事などできるはずはありません。「吹田市新商工振興ビジョン」は「人づくり・組織づくり」を強調しています。まず、行政がその模範を示すべきです。今までのような頻繁な人事異動は2007年度を最終年度にしていただくこと。
<回答>
 平成19年11月12日付けの組織改正で産業労働にぎわい部を設置し、商工行政の推進体制の向上を図るとともに、多様化する行政需要に迅速に対応できるよう、組織の強化・充実に努めているところでございます。今後も引き続き、職場内での研修等により職員のスキルアップを図り、市民に信頼され安定的で情熱のある仕事を行えるよう、組織のさらなる充実に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。


(3)行政は市民の税金を使って産業施策を行っています。そのため、その施策の進展状況を市民に報告する必要があります。吹田市の商工予算は、産業労働室が責任を特って行う事業よりも補助や委託の部分が多数を占めていることにあります。そのため、これ等の事業の内容や成果に関する報告を補助先や委託先から求めていただくとともに、行政としても施策の進展状況や有効性をまとめていただくこと。
<回答>
 市が行う事業の目的を明確にし、限られた財源を有効に活用し、市民にとってどのような成果が得られたのか、事業本来の目的をどれだけ達成できたかという視点から評価・検証を行う事務事業評価において取組んでおります。


(4)融資制度充実のため以下の施策を実施していただくこと
@本年10月から実施された「責任共有制度」によって、地元中小企業が融資制度活用の機会が奪われることのないよう、行政として、市内金融機関に申し入れを行っていただくことまた、適当な時期に、金融機関に対して制度の活用状況を調査していただくこと。
<回答>
 今後とも機会を捉え、利用者が不利にならないように要望していきたいと考えております。


A金利や保証料の補助については大阪府の制度にも活用していただくこと。とりわけて、新規業者に関しては一部補助も含めて特段の配慮をしていただくこと。
<回答>
 大阪府の制度融資分に、利子や保証料の補給等の各種補助制度の対象を拡大することは、現在の本市の財政状況からは困難と考えております。
 市制度融資の制度の中で、現行の各種補助等の支援策を堅持していきたいと考えております。


B2002年以降の吹田市融資制度活用の状況(申し込み件数、実行件数、申込金額、実行金額、事故件数)を教えていただくこと。
<回答>
 2002年以降の吹田市融資制度活用の状況につきましては、下記のとおりです。

年度 申込件数 実行件数 申込金額 実行金額 事故件数
(件) (件) (千円) (千円) (件)
2002 66 52 173.900 122.300 9
2003 35 32 95.100 67.600 6
2004 33 26 93.200 68.100 15
2005 27 20 66.330 52.630 4
2006 38 34 94.251 79.951 3

(5)商店街及び商店の振興を目的として以下の施策を実施していただくこと。
@職員が商店を訪問して実態調査を実施していただくこと。
<回答>
 今後とも商工振興施策の一層の充実、改善に向けて、努力していきたいと考えています。


A市内6ブロックに対応した職員を配置し商店街や商店との連携を深めていただくこと。
<回答>
 地域商店街等の活性化のためには、地域住民からの支持が必要であり、地域住民と協働、連携を進めるために、各商店街等が実施する事業等に対して支援を行っていきたいと考えています。


B国や府の補助事業を活用し希望商店が参加できるホームページを開設していただくこと。
<回答>
 現在、本市におきましては、商店街が地域の消費者や住民にとって魅力あふれる「場」として、賑わい作りが図られるよう「経営改善」や「まちづくり」の視点から取組む先導的な事業に対じ補助を行う、商店街等魅力向上促進事業補助を行っており、その中で商店街等商業団体が行う情報化事業に対し、支援を行っていきたいと考えております。


C豊中市のように、関係団体に対する委託事業としてではなく、行政自らが主催者となって「経営塾」(仮称)を開設していただくこと。
<回答>
 現在、本市におきましては、市内の商業団体が商店街等の運営の改善及び商業施設の整備などを検討する湯合、その助言指導のため吹田商工会議所がコンサルタントを派遣する場合に要した費用の一部を補助する商業活性化コンサルタント派遣事業補助を実施しており、商店街等の活性化を支援していきたいと考えております。


(6)官公需の発注に関して以下の施策を実施していただくこと。
@私たちは毎年のように官公需の地元発注割合を件数だけでなく金額の面でも高めるように要望し、毎年のように担当部署から模範的な回答をいただいています。しかし、平成18年度も例年同様、地元発注割合が前年度より低下しています。その原因を明らかにしていただくとともに、市内業者への優先発注が80%台に回復するようにしていただくこと。
<回答>
 従来より地元業者育成の観点に立ち、市内中小業者に対し受注機会の確保を図ってきたところです。
 市内中小業者への発注割合につきましては、大規模工事等の発注により大きく影響を受け、ご指摘のような結果となったものです。
 今後も地元業者育成の立場から市内中小業者への発注を優先に、受注機会の確保に努めてまいります。


A平成18年度に行われた官公需の発注状況を前年との比較で公表していただくこと(昨年と同様の形式でお願いします)。
<回答>
建設工事

年 度
件 数 金    額 (千円)
指名
競争
一般
競争
随意
契約
指名競争 一般競争 随意契約
平成17年度
2005
277 22 235 534 2,634,316 26,810,311 741,259 30,185,922
平成18年度
2006
251 26 244 521 1,751,443 4,783,524 606,433 7,141,400
物品
年 度 件 数 金 額 (千円)
平威17年度
(2005)
33,758 2,438,472
平成18年度
(2006)
35,188 1,833,018
官公需実績による市内発注割合
年 度 建 設 工事 物  品
件 数 企 額 件 数 金 額
平成17年度
(2005)
86.60% 55.40% 44.10% 13.70%
平成18年度
(2006)
88.70% 50.30% 44.70% 12.40%

B昨年度から実施された「簡易な修繕」は、発注基準額を130万円以下とし、小規模事業所のみが発注できるものにすること。特に、4人以下の事業所が優先的に受注できるものとすること。
<回答>
 修繕につきましては、施設等の管理をしている所管課において発注しているところです。その発注にあたりましては、建設業の許可を有し、建設工事で登録している建設業者だけではなく、建設業許可の有無、従業員数等に関係なく物品等各種契約の登録している事業者と契約できることになっています。


C「簡易な修繕」の実績(件数、金額、受注企業数、その規模、登録企業数)を把握できる体制を整備していただくこと。また、昨年度の実績を公表していただくこと。
<回答>
 平成19年4月1目現在、「簡易な修繕」に登録されている業貪欲は14社で、うち市内業者は、7社でございます。また、平成18年度の登録業巻数は13社で、うち市内業者は6社でありました。
 なお、簡易な修繕の件数、金額等の実績につきましては、修繕の発注は施設を管理している各所管課であり、契約検査室で把握をしていないところでございます。


D公契約条例を制定していただくこと。
<回答>
 本市が発注する工事等の請負契約におきましては、契約書に関係法令を遵守する旨明記しています。
 本市から直接工事等を受注した請け負い業者に対して、関係法令の遵守について啓発につとめているところです。
 なお、公契約条例の制定につきましては、国、大阪府、近隣市の動向を見極める中で対応してまいりたいと考えています。


E住民リフォーム制度を創設していただくこと。
<回答>
 住宅リフオームは所有者個人の自助努力により実施されるべきものと考えており、厳しい財政状況の中、新たな助成制度の創設は困難です。


(7)製造業の事業所数と従業員数が平成10年度との比較で約27%も誠少しています。(吹田市新商工振興ビジョン参照)その原因を明らかにしていただくとともに、今後このような問題が起きないような対策を講じていただくこと。
<回答>
 本市は、住宅都市として発展し、市域のほぼ全域が市街化され、工場周辺における宅地化の進展、地価の高騰、環境開題等により操業環境が変化し、操業を中止したり、工場の市外への移転へ繋がっていったと考えられます。今後は事業所の定着のための施策の研究・検討を行っていきたいと考えております。
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■実効性のある中小企業支援の条例を!
11月11日に第26回になる「吹田市政研究集会(市政研)」が開かれます。吹田民商では毎年、地域経済・域内循環をテーマに分科会を担当しています。
 今年のテーマは地域経済振興基本条例についてです。吹田民商はこの条例を10年以上にわたって吹田市に制定を要求してきましたが、当局がついに来年3月制定に向けて作業を進めています。
 吹田民商では、10月12日に市政研で助言者をお願いしている名城大学・井内先生に来ていただいて、他の自治体を例に研究会を行いました。
(07.10.31)
中小企業基本法第6条を根拠に
 中小企業基本法の第6条を根拠にすることが大切です。第6条にはこのように書かれています。「地方公共団体は、基本理念にのっとり、中小企業に関し、国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の区域の自然的経済的社会的諸条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」
 条例をつくる際にはこの6条を根拠にすることで、自治体の中小企業支援の立場を明確にできます。埼玉県では、明確にこの条文を根拠に条例を制定するとされています。埼玉県や墨田区の条例の目的の条項では「中小企業の重要性にかんがみ」「中小企業の健全な発展」と明記されています。中小企業の振興を目的にすることが大切です。

必要な財政の確保が重要
 墨田区の条例では「財政その他の措置講ずること」、埼玉県の条例では「・・・・施策を実施するために必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものする」とされています。
 吹田市の商工予算は、市財政約1000億円のうち約5億円で0.5%になっています。さらに5億円のうち3億円は事業融資のための金融機関への預託金になっています。必要とされた施策を行うための裏づけになるのは財政です。商工予算の増額のためにも必要な条項です。
 東京都の墨田区・港区・葛飾区・台東区・中央区・足立区・目黒区では「特に小規模の企業及びその従業員に対して必要な考慮を払うこと」とされています。

官公需発注は地元中小業者中心に
 平成18年度の吹田市の地元中小業者への官公需の発注金額は、工事で50.3%物品で12.4%、役務で45.8%、全体では40.4%になっています。
 埼玉県の条例では行政の責務として、官公需の発注を地元中小企業中心にするよう定めています。吹田市でもこの条文が必要になってきます。

 他にも八尾市の大企業者等の努力や、商店会の加入促進を規定するにあたっての責務のあり方などについても話し合いました。参加者から多くの質問や感想が出され、活発な論議が行われる研究会になりました。
「いんふぉめーしょん」NO.638  2007.10.22
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■「機構改革」に対する吹田民商の見解
吹田市当局は7月25日から始まる定例市議会に向け、「機構改革」に伴う条例の改正案を提出しました。
この改正案には、現行の産業労働室を「産業労働にぎわい部」に格上げし、その下に「まちにぎわい創造室」と「産業労働室」を配置することが含まれています。この内容に対し吹田民商としての考えを表明し吹田市当局の善処を求めます。
(2007.9.25)
第一に、機構改革の目的、理念の問題です。
吹田市当局が労働組合に示した文書によると、産業労働室の改組理由については、市長選挙における阪口氏の公約である「重点プログラム46」および「まちづくり推進ポリシー136」の推進があげられています。「重点プログラム46」では観光センターの開設(平成21年度)、「まちづくり推進ポリシー136」では、「市内経済・産業の活性化と雇用の促進」として、「大阪国際空港の活性化」「地下鉄今里線の・・・・北伸構想の実現」など6点が公約されています。これを総合的に推進するために「部」への昇格が必要であるとされたようです。吹田民商は「部」への昇格については歓迎するものの「吹田市新商工振興ビジョン」、「吹田市第3次総合計画」との整合性はどのようになっているのか明らかにする必要があると考えています。なぜなら、この両者にもほとんど触れられることがなかった「市民観光」が新設される「部」の重要施策の柱になっているからです。また、地下鉄の北伸は選挙でも大きな争いになったものであり、実現するとしても数十年先の問題です。この間、私たちが「部」への昇格を求めてきたのは、商工施策の充実、地域経済振興施策を吹田市が行う施策全体の上位に位置づけて欲しかったからです。行政のプロである市長が、提案されるわけですから、その目的と理念を明確にしていただくとともに、@予算の大幅な増額、A上位施策に相応しい人員の増員、B頻繁な人事異動を廃した計画的な人材育成、C地域経済振興策の4点を、新設される「部」が実現されることを求めます。
第二は、名称の問題です。
「産業労働にぎわい部」、「まちにぎわい創造室」とは、長すぎるし、言いにくい名称です。なぜ「にぎわい」を名称に入れなければならないのでしょうか。公的な名称は、個人の思いが優先されてはなりません。市民の側からすると「何をしているところなのか」が把握でき、問い合わせする際にも言いやすいことが重要です。再検討を求めます。できれば「振興」の文字を入れていただくことを希望します。
第三は、職員数の問題です。
「吹田まつり」が「市民協働ふれあい室」から新設の「部」へ移管されることになっています。地域経済振興にプラスになる部分もあるのかもしれませんが、その理由が明確ではありません。そしてなによりも問題なのは、この部分を担ってきた職員が数人しか移籍しないことです。5月に産業フェア、7月に吹田まつりとなれば、新設される「部」は短期間に連続して2つの大イベントを開催することになります。そのことで、他の日常業務に支障が出ることは明らかです。にもかかわらず、現行21名体制が24名になるだけで、3名しか増員されません。「部」に昇格させるだけでも人員増が求められるはずです。その上に、「吹田まつり」が移管するわけですから、それに相応しい人員を大幅に増員して配置すべきです。それができないのであれば、「吹田まつり」の移管はやめるべきです。
第4は、地域経済振興策立案と推進の問題です。
私たちは、この間、公共事業の地元発注率を高めること、住宅リフォーム体制を創設することなどの地域経済振興策を提案してきました。しかし、「産業振興に関する事項」に責任をもつ産業労働室は、趣旨は賛同できても、他の部署の問題としか捉えることができず要望を伝える役割を担うだけでした。この部分が改善されてこそ「部」としての存在価値が光ることになります。予算の増額を含め、「格上げ」に相応しい対応になることを求めます。
第5は、費用と進め方の問題です。
この機構改革のみにかかる費用は電算プログラム変更だけで2200万円と聞いています。部屋の改造や名刺作等を含めると3000万円を超える負担になると思われます。役割は変わらないのに名称のみ変えるところもあるようです。税金の無駄遣いは厳に慎まなければなりません。また、実施の時期が11月12日であることも驚きます。これだけ大規模な機構改革を5月18日に発表して7月の議会に諮るなど、あまりにも急ぎすぎです。この2ケ月間だけでも数多くの修正点が出ており、今後問題化する点も数多く残っているようです。直接市民と接する仕事をするのは市長ではなく職員です。当局の考えを一方的に押し付けるのではなく、職員のみなさんの意見を真摯に聞いて実行に移すべきです。市役所の混乱の被害は私たち市民に直接降りかかってくることを肝に銘じて再検討されることを求めます。
以上をもって「機構改革」に対する吹田民商の見解とします。
「いんふぉめーしょん」NO.628  2007.7.30
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■商工業振興の施策提言にむけて
 商工行政を中心に毎年、吹田市に対して施策改善の要望書を提出しています。現在の商工行政の大きな問題点は3つです。
第1は、35万都市1万数千ある事業所を抱えた都市にしてはあまりにも商工予算が少なすぎることです。全体予算約1千億円の0.5%、約5億円しかありません。そのうち3億円は融資の預託金です。貧弱すぎます。
第2の問題点は、地域経済を振興させる観点と施策の弱さです。官公需の市内発注割合は50%台に落ち込み、小規模工事登録制度や住宅リフォームサイドの創設を求めても財政問題を口実にして検討しようともしません。
第3は、産業労働室の人事のあり方です。阪口市政の8年間で8名の室長が誕生しています。つまり毎年のように責任者が交代しているのです。参事も数年間で異動しています。このような状態で本気の商工行政ができるはずがありません。
吹田民商では2005年12月、名城大学・井内先生を座長として「商工研究会」を開催し、吹田市の現状を学習し施策提言ができる力をつける取り組みを進めています。吹田市商工業振興対策協議会にも2名の代表をだしています。
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