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| ■強制的な滞納処分からくらしと営業を守る |
| 消費税の免税点が1000万円に引き上げられから、申告はできても、税金を払えない中小企業が全国で大量に生み出されています。そのため、税務調査対策だけではなく、「どのようにして税金をはらうのか」という頭の痛い問題が生まれています。 |
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| ■税金を滞納していても、人間の誇り失わず |
「万が一不履行になるようであれば、無予告で差し押さえますのでご注意ください。」これは千里山支部の山田さん(仮名)が吹田税務署の徴収担当職員から受け取った文書です。読者の皆さんは、この文書を読んでどのような感想をもたれるでしょうか。
山田さんは所得税の滞納をしていますが、毎月、税務署と約束した金額を誠実に納めてきました。ところが、税務署が山田さんに送付した納付書に誤りがあり、振込みをしているものの、その税金が別の部署に渡り入金が確認できなかった経過がありました。山田さんとのやり取りで、その誤りを発見し、新たな納付書を送付した際に、署員が発行した文書がこれです。用件を伝えた最後に記されていました。なんと事務的で強権的な臭いのする文書でしょうか。山田さんが憤りを感じるのは当然です。
山田さんが民商に来られたのが午後5時を過ぎていたため、一緒に税務署に行くことができませんでした。そのため1月30日、事務局から担当署員に電話して抗議しました。署員はこのような文書を出すのは当たり前だと言い切っていましたが、このような抗議を受けたのは初めてであるため、今後文書の内容については検討すると約束しました。しかし本音は、「どうしてこのような抗議を受けるのかわからない」様子でした。署員に何故このような表現になるのかを尋ねると、「約束を守らないからだ」と。驚きました。山田さんは約束どおり毎月払っているのです。それを署員も認めています。それでも、「これから払わないかもしれないから」と言いはるのです。今、業者がどれほど厳 しい営業状態なのか知っているのかと聞くと、「充分わかっている」とも言います。憲法の精神を話し、人権を尊重するべきだと求めると、「どうして人権の問題なのか」と反論もしてきました。国民を上から見下ろすことが習慣となっている税務署員に人権の問題を持ち出しても伝わりませんでした。それでも、「検討する」ところまでは追い込みました。また直接、山田さんへ電話して説明することも確認しました。山田さんは謝罪文を要求すると言っています。この署員が謝罪をするとは思えませんが、山田さんのように憤りをもつことこそ重要です。山田さんに人間としての誇りを感じます。
今、税務署は申告を単なる「手続き」としか考えていません。税額の吊り上げは申告時ではなく、税務調査で行おうとしています。消費税の調査件数が急増(前年より28・7%増)していることでもわかります。また滞納者に対する接触を強め、山田さんのような対応となっています。学習会や班会に参加して税務署の動きを把握した上で申告しましょう。 (2008.2.22 吹田民商「いんふぉめーしょん」NO.652より)
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| ■分納交渉 |
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消費税などの国税の「集団分納交渉」を行っています。交渉を集団で行うことで、 @一同に集まることで、中小業者の実態を税務署に示します。 A集団で行うことで、納税者の権利をみんなで守れます。 B近くに仲間がいることで安心できます。
2007年4月24日、吹田税務署で消費税を中心に国税の分納交渉を行いました。13人の参加で、初めて参加する人もあり、不安な面持ちで順番を待っていました。それぞれが商売の実情を話し、分納計画を説明して認めさせました。税務署側は「納付誓約書」の提出を迫りましたが、毅然と拒否。「納付誓約書」には「納付不履行となった場合、あるいは新たな滞納を発生させた場合には差押さえ、公売処分等を受ける事を十分承知しています」との文面があり、脅迫で納税者をおどす内容となっています。これは任意のもので強制されるものではありません。
初めての参加者も自己主張どおりの結果に、ほっと一安心、もちろん誓約書へのサインもしませんでした。(吹田民商「いんふぉめーしょん」NO.617より)
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