トータルインテリア エスアンドケイ(リフォーム・内装業) 重 秀一
吹田市藤白台1−1−6−207  TEL:06−6835−1732

 開業されてどの位ですか?
 23歳の時に、勢いだけで独立して以来、気が付いたら17年もやっていた…という感じです。

 それだけお客さんの信頼に応えてきたということですね。
数千円の仕事でも、自分自身が仕上げに納得出来ない時は、意地になって、イメージ通りになるまでやり直すんです。お客さんに喜んでもらいたいこともありますが、それ以前に、「まともなモノ」を提供出来ない自分自身に腹が立つというか…、性分ですね。

 
「この人、見かけによらず、頑固なんですよぉ」と重さんの奥様が登場。
人に任せば、少しは楽が出来るのにそれが出来ない。他のお客さんとの打ち合せなどで、やむを得ず現場を離れる時は、取敢えず職人さんにお願いするものの、後で現場に戻ってきて、気に入らないと、自分が納得するまで延々と一人で補修をやったりするので、何時に帰宅するのか、さっぱり読めません。(笑)今では、お陰さまで色々な方から、お仕事を紹介して頂いたりしますが、結果的には、そんな姿勢が評価されたのだと思います。
だから、いつも「些細な仕事でも大切にしようね」と言ってるんです。

 「でもね…」と再び重さんが、
 本音を言えば、現場に入る時には、出来るだけ腕利きの職人さんを確保したいのですが、そういう人は、大抵売れっ子じゃないですか。工程がスムーズにいかない時は、確保がままならないんです。で、空いている職人さんにお願いしたらしたで、現場に張り付いて見張っていないと、何だか心配で…。決して職人さんの技術を疑っている訳じゃ無いのですが、特に、下請けなどの間接受注の場合は、クレームの時が厄介なんです。現場の処理をするなど、矢面に立つのはこっちですから。現場を掛け持ちすることになると、手間も経費も掛かって、仕事が回らなくなるので、どうせやるなら、自分で最初から文句の言われない仕事をやって、お客さんに満足してもらいたいので。

 受注はどうやって獲得されていますか?
 紹介が殆どです。あと、現場で「営業」をやっています。「あ、その仕事、ウチやりますよ!」みたいな…。(笑)
でも、紹介ばかりに頼っていられませんし、毎回現場でタイミング良く、仕事を依頼されるとは限りませんので、そういう意味では、少し危機感を持っています。
 昔は、仕事をくれたお客さんに「俺を見てくれ!」というオーラを出しまくって(笑)、一生懸命に仕事をしていたら、評価をしてもらえたけど、今の時代、流石にこれだけではね…。
 そこで、講習を受けて、少し前から介護関係のリフォームなどを手がけるようになりました。
 また、一般のお客さんにアプローチした時に、きちんと説明出来るような資料を作りたいと思っています。

 
今、振り返って「あの時、大変だったなぁ」というエピソードはありますか?
 (奥様が答えてくれました)
 大きな仕事を請けるために、他の仕事をお断りしてまで予定を空けたら、よその会社へ持って行かれたり、支払いをちょっと待ってと言われたり…、明日の朝までお話しても終わりません。(笑)若い頃は、「真面目にコツコツやっているのに、なぜ、私たちだけこんな目に遭うの?」なんて思っていましたが、段々と、「失敗するのは、自分たちに足りないものが何かある」と思えるようになったのです。確かに、立ち直るには相当なエネルギーを要しますが、失敗の経験は、自分たちに学ぶ機会を与えてくれたと考えるようにしています。

 そう考え方を変えると、不思議に肩の力が抜けたというか…。以前は、仕事の無い時は「どうしよう」という不安が先立って、焦ってさらに失敗することもありましたが、今では「忘れていることを思い出す機会」として、ご無沙汰しているお客さんのところへ行ったり、日頃出来なかったことをやったり…、時には気分転換で海へ出掛けたりします。

 民商と関わったきっかけは?
 殆どの方がそうだと思うのですが、直接的には記帳とか申告の問題ですね。以前は、税理士さんにお任せしていましたが、「自分たちの財布のことは自分たちでやろう」と思って。
 それのみならず、民商にはチャンスを頂いたり、助けて頂いたりしたことは数知れず。また、会員の方から教わることも多く、とても感謝しています。

 
最後に、ズバリ、将来の夢は?
 私たち夫婦は、奄美大島の出身なのですが、子供たちが独り立ちしたら、故郷でペンションをやりたいですね。(奥様談)
 故郷の人に「あそこ直して、ここ直して」と頼まれたことをのんびりやりながら、ウインドサーフィンをすることかなぁ…。奄美大島のキムタクになる!(重さん談)

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